duAro(デュアロ)によるフレキシブルプリント配線板(FPC)の搬送・組付け
薄く柔らかな作業対象物でも、2本の腕でしっかり搬送、きっちり組付け。
フレキシブルプリント配線板(FPC)とは、”可撓(かとう)性および絶縁性のあるポリエステルやポリイミドなどのフィルムの上に、導体パターンを形成したプリント配線板”(※)です。フィルムなので非常に薄く、持ち上げたときに形状が変わるため、ロボットがハンドリングする作業は難しいとされています。
(※)一般社団法人 日本電子回路工業会「2018 日本の電子回路産業」
duAroならFPCを始めとした柔らかく薄いワークの搬送や組付け作業を、ハンドを変えずに2本の腕で対応します。
duAroによるフレキシブルプリント配線板(FPC)の組立を動画でご覧ください。
ポイント①双腕による吸着ハンドで様々な対象物を搬送

把持位置を変更することでサイズの違う対象を、共通のハンドでハンドリングすることが可能
ポイント②フリップ軸により自由自在にワークをハンドリング

新規オプションのフリップ軸を使い、ワーク反転、治具への組付等、繊細な組立を実現
●フリップ軸オプションとは
平面作業が得意なduAroにフリップ軸を追加することで、対象作業範囲が拡大し、斜め方向からワークにアクセスする、立体的な作業が容易に可能に。
フリップ軸をロボットコントローラで制御し、様々な角度や速度に変更できます。
例えば、こんな作業に適しています。
電機電子業界では・・・
・斜め方向からのねじ締め、塗布、半田付け作業
・両手協調動作での基板反転作業
製造・部品加工業界では・・・
・プレス機へロードする前のワーク反転作業

ポイント③トレイ・治具搬送まで行う多能工

ワーク組付だけでなく、トレイ移載、治具移載も1台のロボットで行うことで周辺機器の削減を実現

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